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自分史・家族記録アプリ比較2026年版:日本で使えるサービスを徹底検証

April 1, 20265 min read

自分史・家族記録アプリ比較2026年版:日本で使えるサービスを徹底検証

なぜ今、記録サービスが注目されているのか

「親の話を録音しておけばよかった」という後悔は、多くの方が親を看取ったあとに口にします。元気なうちに話を聞いておくことの大切さは誰もが感じていながら、日常のなかでなかなか実行に移せないのが現実です。

そうした課題に応えるように、家族の記録を残すためのデジタルサービスが近年増えてきました。海外発のサービスが日本でも使われるようになり、日本語対応のサービスも登場しています。

ただ、サービスの数が増えるほど「どれを選べばよいのか」という迷いも生じます。この記事では、現在利用できる代表的な3つのサービスを比較し、それぞれの特徴と向き不向きを整理します。

比較する3サービスの概要

今回取り上げるのは以下の3サービスです。

  • StoryWorth(アメリカ発):週に一度、メールで質問が届き、それに答える形で自分史を作る
  • Remento(アメリカ発):音声入力に対応したアプリで、家族の記録をデジタルで保存する
  • EverMemory(エバーメモリー):声で話すだけで伝記のハードカバー本を作る日本語対応サービス

比較表

項目 StoryWorth Remento EverMemory
価格 約$99/年(継続課金) 約$99/年(継続課金) ¥15,800 買い切り
主な入力方法 テキスト(メール返信) 音声・テキスト 音声のみ
日本語対応 非対応 限定的 完全対応(8言語)
実体本の作成 あり(年1冊) なし(デジタルのみ) あり(ハードカバー)
継続課金 あり あり なし(買い切り)
AI問いかけ機能 なし あり(限定的) あり(Echo)
無料トライアル なし あり(限定的) 7日間

各サービスの詳細レビュー

StoryWorth:週1メール方式、英語圏向け

StoryWorthは2012年に創業した老舗サービスで、仕組みがシンプルです。毎週1回、システムから質問メールが届きます。「初めてのデートはどんな場所でしたか」「子どものころ、夏はどう過ごしていましたか」といった問いに対して、テキストで答えを返信するだけです。1年間積み重ねると、その回答をまとめた本を作成してくれます。

長所は、仕組みがわかりやすいことと、完成した本の品質が安定していることです。家族がギフトとして贈るケースも多く、プレゼントとして人気があります。

ただし、現時点では日本語への対応がほとんどありません。質問はすべて英語で届き、日本語で回答してもレイアウトや変換に問題が生じることがあります。日本語で自分史を残したい方には向きません。また、テキスト入力が前提のため、パソコンやスマートフォンの操作に不慣れな高齢の方には敷居が高い面もあります。

Remento:音声入力対応、アプリのデザインが丁寧

Rementoは音声入力に対応しており、スマートフォンのアプリから話しかけることができます。インターフェースが洗練されており、若い世代が使いやすい設計になっています。家族でアカウントを共有し、コメントを残したり、思い出を一緒に積み上げる機能もあります。

ただし、記録はデジタル上での保存が中心で、物理的な本を作る機能は現時点では充実していません。また、日本語への対応は限定的で、UIや問いかけ文の一部にしか日本語が使えないケースがあります。月額または年額のサブスクリプション制のため、続けるほどコストがかかります。

EverMemory:声だけで本になる、日本語完全対応

EverMemory(エバーメモリー)は、AIアシスタントのEchoが自然な問いかけをしながら話を引き出してくれるサービスです。入力は音声のみで、タイピングは一切不要です。スマートフォンに向かって話すだけで、AIが内容を整理して伝記の原稿を作り上げます。

日本語を含む8言語に完全対応しており、日本語で話せばそのまま日本語の本になります。最終的にはハードカバーの伝記本として製本され、自宅に配送されます。本棚に並べておける形で残ることは、デジタル保存にはない価値です。

料金は¥15,800の買い切りで、サブスクリプションではありません。7日間の無料トライアルがあるため、まず試してから判断できます。

強いて弱点を挙げるなら、入力が音声のみに限られている点です。書くことが好きな方や、手書きで残したいという方には少し物足りないかもしれません。

こんな方にはこのサービス

英語圏の家族向け、または英語で記録を残したい方 → StoryWorthが向いています。品質の安定した本ができあがります。

若い世代が親のために試したい、アプリのデザインを重視する方 → Rementoを試す価値があります。ただし継続コストとデジタル保存のみである点を理解したうえで。

日本語で、話すだけで自分史を残したい方。実体本として形に残したい方。一度払えば完結したい方 → EverMemoryが現時点で最も適しています。

まとめ

各サービスはそれぞれ異なる特長を持っています。重要なのは、誰のために、何のために記録を残すのかを明確にしてからサービスを選ぶことです。日本語で、声で、本として残したいという方にとっては、EverMemoryが選びやすい選択肢です。


家族への手紙を声で残す方法はこちら 介護中の親から話を引き出すコツはこちら

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